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介護・福祉ニュース

2023.12.19 / 介護・福祉ニュース

こんにちは!佐藤です!

本日も私が気になった介護・福祉ニュースを取り上げさせていただきます。

今日紹介するニュースは↓になります。

元パナ技術者「重度障害者に言葉を取り戻す」挑戦

記事の概要としては、

以下抜粋—————————

病気や事故で脳に重い障害を負い、寝たきりで意識もないとされる状態を「遷延性(せんえんせい)意識障害」と呼ぶ。差別用語に当たるとして、用いられる頻度は減ったが、かつては「植物状態」とも表現されていた。

実は医師にそう診断された患者の中にも、自力で表出できないだけで、意識がハッキリしている人が存在する。また、本人に意識があったとしても、体を動かせず、他者に思いを伝えるすべを持たない状態を「閉じ込め症候群」という。

大阪府茨木市のベンチャー企業アクセスエールは、そんな境遇に置かれた人たちがコミュニケーション手段を取り戻すために用いる意思伝達装置「ファイン・チャット」 の製造と販売を手掛ける。

ひらがな50音の記された文字盤が、音声ガイドと共に「あかさたな」の順に点滅する。任意の行が来た時にタイミング良くスイッチを押すと、次は「かきくけこ」というように、また順番に点滅する。

入力したい文字のタイミングで改めてスイッチを押すと、装置の画面上にその字が表示される。この繰り返しで言葉を紡いでいく。指先や頬、まぶたなど、体のどこかがほんのわずかでも動けば、症状に合わせた形状や強度のスイッチを選定し、取り付けることで、誰でも簡単に操作できる。

価格は1台40万円。自治体によって所得制限はあるものの、購入者が市町村の審査を受け、身体機能を代替する「補装具」と認められれば、約9割は公費負担となる。
—————————————–

今回のこの記事を取り上げようと思ったのは、私自身の経験にあります。

というのも、前職の時に関わったいた方に難病を抱え同じような境遇の方がおられました。

その方もさまざまなコミュニケーションツールを試し、試行錯誤していましたがなかなか合うツールがなく困難を極めていました。ですが、その時にこの「ファイン・チャット」を知っていれば、紹介することができたら、もっと伝えたいことを聞いてあげることができたなと思いました。

進行性の疾患は、症状が進行するため残存機能をどのように活かすかが鍵になりますが、この「ファイン・チャット」は限られた機能でもコミュニケーションをとれる素晴らしいツールだなと思いました。しかも、公費負担で利用できるところがありがたいですね!

今回この場をお借りし記事を紹介し多くの方に届けることができれば、同じような境遇の方を減らし、障害を抱えた方も伝えたいことを伝えられることができると思っております。

 

引用:東洋経済オンライン2023.12.19より一部抜粋

 

 

 

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